「いま漂うもの（２）」A driftage

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抽象画です。
昨年に続き同じテーマを創作しました。空間の表現をするため、宇宙のように限界のない空間に漂うものを想像し遠近感をつけました。
漂流物は、手前は大きく、奥は小さくしました。漂流物の色は手前を重厚な色に、奥は淡泊な色にしました。
空間は、白、黄、青で表しました。光線は白い細い直線で現わしました。
もっと空間表現の手法を研究する必要があると思っています。　
何故題名を「いま漂うもの」としたのか？これはロシアがウクライナに侵略し、イスラエルがガザに侵攻し他の関係国も巻き込まれ世界的な問題になっています。
この不安が全世界に広がっている。
以上の様な事案を毎日ニュースで見ており、宇宙ではNASA宇宙望遠鏡で銀河6個発見のニュース、宇宙のごみ問題、近くでは各国が月の探査の競争をしている。
以上の状況から、全世界的に不安が広がっていることから、安易に「いま漂うもの」としたものです。
鑑賞された方はどの様に見ていただけたかお聞きしたいです。　
最近は、抽象作品を描いておりますが、画面構成、色彩、調和、リズム、動きなど良いのか悪いのか悩み悩み描いています。
制作中は、自己満足、あきらめ、行ったり来たり模索、失敗を繰り返しています。
これが面白いと言えばそうとも思える。
理解してもらえないことも多々あります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２４．３．２２