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森本 克彦
第35回現代パステル協会展
『能「柏崎」』 Noh KASHIWAZAKI
能は約700年前の日本で最初の楽劇として南北朝から室町初期にかけて生まれ観阿弥、世阿弥父子によって大成された。
能の演目「柏崎」亡き夫の後生を祈り、その形見の烏帽子・直垂を身に着け憂いに沈みつつ舞を舞う狂女を描きました。
私の作品制作は、先ずは主役(描きたい者)と脇役を設定し、次に構図(どの様に配置)を決めバル-ル(色価)に配慮しながら奥行を追求しています。
今回は能面(特に不思議な魅力を放つ女面)に魅了され、Ī型の構図で主役は女面、脇役は シンプルに金箔の空間ですが制作の原動力となるのは感動で、この感動を元に見えるものを通して見えないものを描こうと日夜格闘しています。
第34回現代パステル協会展
現代パステル協会
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